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はい、こんにちは。アダルトチルドレンについての
電子書籍作家自分探しイズムです。
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書籍は現在のところ5冊出版中で、
そのうちの2冊でベストセラ1位を獲得しています。
00:00:17
興味のある方は概要欄にリンクを貼っておきますので
そちらからチェックしてみてください。
00:00:23
それからこのチャンネルの動画は
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全部も整備してあります。
字幕付きで見たいという方は
00:00:35
YouTubeの字幕設定をオンにして
ください。
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はい、では本題に入り ましょう。前回と前々回の動画でACの特徴を10個紹介しましたが
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今度はこれを1つずつ深く掘り下げていきましょう。
今日はその1つ目
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心が成長していない、心が未成長、甘えているという話をします。
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心は安全で安心できる環境で十分に
愛されて成長するものなので
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不幸にしてそのような環境にいなかった人は心が成長していません。
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ふつう小さい子供は親の母性愛で愛されてきます。
つまり母性愛のある親にとって子供は
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存在してくれているだけで可愛いから
特別に何か自分の役に立たなくても
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子供に常に愛を与えています。
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このような親は自分の欲求よりも子供
の欲求を優先してくれます。
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こうして子供はの本性通りの欲求を
満たすことができます。
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子供の本性通りの欲求とは
愛されたい
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気持ちを理解してほしい
自分を中心にしてほしい
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味方になってほしい
自分に強い関心を持ってほしい
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感情を出したい
安心して全てを任せたい
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あーしてほしい、こうしてほしい、
などなどです。
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小さい子供はこのような欲求の塊りです。
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このような本性的な欲求を満たせて
もらえて
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心は健やかに成長していきます。
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でも世の中には心が未成熟のまま親に
なってしまう人もいます。
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心が未成熟ということは今あげた
小さい子供が持つ本性的な欲求を
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大人になっても持ってるということです。
つまり自分が愛されたい、自分が認めてほしい
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自分が気持ちを理解してほしい、自分
が感情を出したい、自分が安心して全てを任せたい
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自分があしてほしいこうしてほしい
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心が未成熟で子供も親も自己中心的でわがままの場合
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必ず力の強い親が勝ちます。
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つまり親が力で子供に甘えます。
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だからあーしなさい、こうしなさい、なん
でこうしないんだと激しい怒りで
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子供から甘えを奪い取ります。
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要するに心が成長していないので幼児
のように
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自分自分自分自分自分ってもう自分しかない。
自分の立場しか考えられない。
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相手の気持ちなど1ミリも理解できない。
でも心が未成熟な大人は自己防衛がすごいです。
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認めたくないことは絶対に認めません。
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例えば
自分は自己中心的で子供より自分が大事
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などとは普通認められません。
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子供をこ~んなに愛していると自分にも
子供にも言い聞かせます。自分にも言い聞かせている
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とこがポイントです。そこで本人は
本当に自分より子供が大事だと思っています。
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これが自己防衛です。
この自己防衛が崩れては大変なので
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言葉では子供のために子供のために、
あなたさえよければ、と連呼します。
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そう言い聞かせる必要があるので何度
も何度も言います。
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けれども本当は自分のためなのなです。
心の深いところでは自分にベクトルが
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自分に向いています。
だから子供にしてみたら
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親に「あなたのために言ってるの」「こ~んな
にあなたを愛してる」と言われているのに
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なぜか寂しい。
なぜか温かいぬくもりを1度も感じたことがない
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と感じるのです。
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このように親の心が未熟だと子供の
気持ちより親の気持ちが優されてしまいます。
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このような親の元にいる子は自分の
欲求を出そうとすると怒られるので
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自分の欲求が出せなくなります。
そしていつの間にか親の欲求だけを叶える人
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人へと成長していきます。
これでは心は成長できません。
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だから甘えが残っているのです。
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「いや、俺は甘えてない」と反論したくなる
人がほとんどだと思いますが
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気づいていなくて
もアダルトチルドレンは甘えています。
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ここで前々回の動画のおさいをします。
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「あなたは甘えています」と聞いて不快になる人
責められていると感じる人もいるかと
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思います。
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多くのアダルトチルドレンはそのよう
に感じる思考回路ができています。
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でも甘えるようになったのはきちんと
理由があります。ここが大事です。
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理由があってこうなっています。
アダルトチルドレンは
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自分はみんなと違う。普通ではないと
感じる人が多いですが
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このように育ったのでこうなったということは
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あなたは普通だったということです。
人間としてノーマルだったので
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もらうべきものがもらえなかったがために
こうなってしまったということです。
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あなたは悪くありません。
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だからアダルトチルドレンを責める
人、自分が被害を受けたわけでもないのに
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責める人などというのは、この理由を分からない人です
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そんな人の言葉を気にする必要はありません。
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私は、自分も甘えていましたし、
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この理由が分かるのでアダルト
チルドレンを責めるつもりは1ミリもありません。
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もし責められてるように感じるのであれば
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自分の思考回路がどうなっているのか
考えてみてください。
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私は責めるつもりは1ミリもありませんが、
事実は伝えます。
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なぜなら事実を理解できないとアダルトチルドレンは
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悪化していくからです。
ですので責められていると捉えずに、
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またご自身でも自分を責めずに、どうか事実だけを
受け取ってください。
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事実を受け取れと言われても
そもそも「私は甘えてないし…」と思う人もいる
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かもしれません。
ではどういう人が甘えてるか考えていきましょう。
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大人の甘えとは腕枕をして欲しいとか
頭を撫でて欲しいとか、抱こして欲しい
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などではありません。
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大人の甘えとはこう思ってほしい、自分をこう扱え
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なんで私の望む通りに行動しないんだ
こういう思考です。
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もちろん無意識ですが
自分中心に世界が回っていると感じているので
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そうならない時に怒りになる思考です。
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自分だけが良ければいいので、あーして
こうしてと人を操作しようとする思考です。
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自分しかないので自分の心の必要性を
他人にぶつけますが、これも甘えです。
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どういうことかと言うと例えば配偶
者へのイライラを子供へぶつけるなども
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自分の心の必要性を他人にぶつけている
ということです。
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子供に甘えているということです。
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また自分では何もしない
であなたが私を幸せにしてというひたすら
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受け身の姿勢でいるのも甘えです。
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これらはどういうことかと言うと
小さい子供は1人では生きられないので
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自分は働かなくても親が働いてくれる、
ご飯を食べさせてもらえる、住む場所を提供してくれる
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外敵から守ってもらえる、遊んでくれる、などなど
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全部やってもらえると思っていて
当たり前です。
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さらに幼児的万能感という言葉があるように
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自分は何でもできる何でもなれると思っています。
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このように子供は自分の欲求は完全に
満たされて当たり前だという感じ方を持っています。
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もちろん無意識ですよ。無意識にあります。 心が成長していない大人も心の深い部分に
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自分の欲求は完全に満たされて当たり前だという
幻想があるのです。
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でも意識の浅い部分では自分は何もできない、
誰も助けてくれない、誰にも甘えられないなど
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真逆の感じ方もあるので自分が甘えているとは
なかなか感じられないのです。
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同じ人の中にに意識では自分は誰にも甘えていない
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無意識では自分の欲求は完全に満さ当たり前だ
といった感じ方があるのです。
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文字通り無無意識だから気づいてい
ないのです。
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だから意識では甘えていないと思って
いる。そして恋人の存在自体を愛していると思っている。
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それなのにLINEの返事が遅いと不安を通り越して怒りになる。
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恋人が休みの日に友達と遊ぶと
言うと怒りになる。
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ご飯を奢ってもらったのに安いものだ
と不満になる。などなどこういうのは
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根っこに自分の欲求は完全に満たされて当たり前だ
というのがあるということです。
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それとか掃除はこのようにしろ、ご飯は
このように作れ、俺がいる時はこういうことをするな
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と恋人や配食者に要求が多い人がいますね。
これなんかも
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自分の欲求は完全に満たされて当たり前だという前提が
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あります。自己中心的であーしろ、こうしろがものすごく多いのです。
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他にも子供を愛しているという。それでいて
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子供なんだからお手伝いしなさい、なんで
こんな成績か取れないんだ、
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何でこんなこともできないんだ、要は条件付きの愛です
こうならないと愛さないよってなる
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のも
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子供に対して自分の欲求は完全に満たさ
れて当たり前だというのがあります。
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ここのポイントは子供に対してですからね。
普通は子供が親に対して甘えるのが
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当たり前だけども親が子供に対して甘えて
いるということです。
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心が未成長のために甘えてる人
は心の深い部分つまり根っこに甘えがある
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ので見境がなく甘えます。
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さっき言ったように子供に対しても甘えているし世界
全般に対して甘えています。
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つまりゲームをすればゲームの結果に
まで自分の欲求は完全に満たされて
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当たり前だというのがあるので
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ゲームの結果がうまくいかないと
やたらイライラするとか
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運や健康や生活面全般に対しても自分の
欲求が完全に満たされることを要求しています。
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だからAとBの選択でAを選択したと
する、でもAは失敗だった時、
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なんで私はAを選んでしまったんだ…ああもう…といつまでも自分を責める。
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未来のことは誰にも分からない。選択
ミスは誰にでも起こるそしてミスれば誰でも
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悔しい。でも自分の欲求は完全に満たされるべきだと
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強く感じている人ほどイライラも強くなります。
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自分の欲求は完全に満たされるべきだ
がある人は、ちょっと寝つけないともう大変。
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なんで寝れないんだ、なんで寝れないんだ、
いつもこうだなんで私ばっかこうなんだ~
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いらいら
いらいら
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もう少し具体例的な例を出すと
「上司がモラハラなんですひどいんです
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いつもあーでこうで昨日もこんなにひどい
ことを言われました。昨日だけではなく
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何度も何度もなのでメンタルが壊れて今日も
休んでしまいました。こんな会社続けられません」
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と言います。そこで
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「確かにひどい上司だねそんなひどいの
ならその上司の上司に相談してみたら」と返すと
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「それはできません上司の上司とは1度も 話したことありませんから」
「う~ん、なら、その嫌な上司にそのように
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言われるとメンタルを壊してしまうので
言い方を考えて欲しいとやんわり伝えてみたら?」
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と提案すると
「あ、それはできませんそんなこと言ったら
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倍返しにされます」
「う~ん、なら、同じようにモラハラされている人たち
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と連合を組んでみんなで話し合ってみれば?」
と提案すると
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「それもできません同僚の中には上司と
繋がっている人も何人かいるので」
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「うーん、何かできそうな対策はないの?」
「はい。ないですこのままだとうつ病になって
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しまうかもしれないしどうすればいいのか
と困っているのです」
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「どうすることもできないのなら辞めて他の
仕事を探したら?」と提案しても
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「それは生活ができなくなるので無理です」
「失業保険もらっている間に次の仕事探せば?」
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「今の会社は上司は嫌ですけど給料はいい
のでここをやめたら今以上に給料を
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もらえるところはないと思いますし同僚も
いい人なのです」と会話が進まない。
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周りにこういう人いませんかね? 自分は何
もしないで
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さらに自分が上司に不満だということは
バレずに解決してほしい
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上司は嫌だけど同僚とは離れたくない。
上司は嫌だけど給料はいい。上司は嫌だけど
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やめたくはない。つまりあれもこれも要求し
ている。あれもこれも全部欲しい。これも
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根っこに自分の欲求は完全に満たされて
当たり前だというのがあります。
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だから自分は何もしないで、自分は何の
痛みも感じない方法で、何のリスクも背負わずに
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自分の不快だけは消えるべきだと望ん
でいます。
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現実は自分の欲求がいつもいつも完全
に満たされることはないので、
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自分の欲求は完全に満たされて当たり前だ
幻想を持っている人はストレスの塊りになるし、
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あの人も嫌い、この人も嫌い、みんな嫌い
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という風になります。
こうなると良い恋愛関係は長くは続かないし、
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親しい人間関係は築けません。
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はい、ではここまでにしましょう。今日のおさらいです
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甘えと言うとネガティブに捉えること
が多いですね。例えばわがままな子供に対して
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「何甘えてるの!」 と怒る親は多い
です。そこで我々は甘えてはいけないと
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思い込まされながら育ってきます。
でも甘えとは心が成長するために必要な
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要素です。ただ大人になると周りは甘えさせて
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くれないというだけです。
子供のうちに甘えることは決して悪い
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ことではなかったのです。
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甘やかされるのもまた問題が出ますが
心が成長するためには愛されることが
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必要だったのです。
親にとっては大変ですが子供の本性的な
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欲求を満たせてもらえるということ
は、つまり安心してどっぷり甘えさせて
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もらえるということは、
存在自体を愛されているということです。
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不幸にして愛されて育っていない人は
心が成長していません。心が成長していない人は、
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本性的な欲求をまだ残しているので
無意識で甘えています。
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だからと言って絶対に自分を責めない
でください。
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なるようにしてなったのです。こう
なるのは当たり前だったのです。
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そして多くのアダルトチルドレンは
甘えていることに気づいていません。
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意識の上では自分は甘えていないと思っています。
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だからいつも何も悪いことをしていないのに
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嫌われてしまうのです。
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でも自分は甘えていると気づいてい
なかった人がそれを認められるようになると
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そしてそれを忘れないように意識し続け
られると変わってきます。
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心が成長しないと根っこにある甘えは消え
ませんが、そして成長するには長い時間が必要ですが
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成長していなくても気づいて認められていると
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変わってきます。
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アダルトチルドレンは人生が辛い
から変わりたいという気持ちが強い人は多いです。
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この気持ちが強いので甘えると嫌わ
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れると分かっていて、そして自分は無意識で
激しく甘えていると認められている人は
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自分をコントロールできるようになってきます。
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気づいていない時は心の奥にある甘え
に支配されていて自分で自分の
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コントロール能力を失っているのです。
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もちろん最終的には心を成長させ
なければなりませんが、
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その前にもこの「心が未成長の自分」と
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うまく付き合う方法を学んでいけばいいのです。
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「それは今気づいた。甘えていると
認めよう。だから早く次の心の成長の仕方を教えて」
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と感じる人もいるかもしれません。
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難しいかもしれませんけど、この心理に
気づいて欲しいのです。
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「自分には苦労があってはいけない」と
いう前提があるんです。
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これが甘えているということです。
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これは認識が甘いというか、現実を甘く
見ているんです。
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心はそんな苦労もせずに、
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簡単に成長するものではありません。
意識の浅い部分で気づいて認めたつもりでも
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心の深い部分で腑に落ちていないと
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すぐに忘れます。また同じことを繰り返します。
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そしてアダルトチルドレンが気づいて
いないことは1つだけではなく
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多くのアダルトチルドレン
は色々な自分に気づいていません。
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まずは気づいていない自分を
時間をかけて徹底的に探すことです。
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そしてその自分を絶対に責めないと
いうことができて土台が作られていきます。
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その土台がないまま心だけを成長させようとしても無理です。
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何でも簡単にゴールがあるということ
にしてしまうのは
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無意識に自分の欲求は完全に満たされて
当たり前だ幻想があるということです。
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現実はそんなに甘くないのです。
現実を甘く見ていると
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アダルトチルドレンの回復という
アダルトチルドレンを乗り越えることが
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できません。
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焦らず現実を偽らず土台を作りましょう。
厳しい現実ですが
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現実通りに世界を見ていけば出口はあります。
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大丈夫です。この辺のことはアダルトチルドレンを
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回復するにはとても大事なことなの
でどうやって甘えの欲求を満たしていくか
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なども含めて
「アダルトチルドレンの生き方」という著書に
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書いてありますので興味のある方はそちら
も参考にしてみてください。
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はい、では今日はここまでにします。
最後までご視聴ありがとうございました。
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今後もアダルトチルドレンの回復に必要な
情報を発信していきますので
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仲間の皆さん、チャンネル登録をお願いいたします。 ではバイバイ